『深星』の特徴について教えてください

本記事では『深星』の特徴についてご説明いたします。

『深星』は洗練さと複雑性をあわせ持ち、料理とのペアリングによって真価を発揮するスパークリング日本酒です。
透明感の奥にある芳醇な味わい。静かで美しい気泡。長く伸びゆくエレガントな余韻。食と響き合う無二の泡酒が、特別な時間をもたらします。


酒米「夢山水(ゆめさんすい)」とは何ですか?


「夢山水」は愛知県で開発された、山間部での栽培に向いた酒造好適米です。
玄米が大粒で、タンパク質含量が低いうえ、麹づくりに必要な心白は適度で、酒造業者からも高く評価されています。
仕上がりは香りが高く、すっきりとした味わいになります。

瓶内二次発酵とは何ですか?


一度完成させた日本酒に醪を濾したものを添加し、瓶の中でおよそ20日間、二次的な発酵を行います。これを「瓶内二次発酵」と呼びます。

この製法により、発酵過程で生じた炭酸ガスが閉じ込められ、清酒内に完全に溶け込んだきめ細やかな泡がもたらされます。
仕上げには「デゴルジュマン」という技法で瓶内の澱を取り除き、洗練されたピュアな味わいを実現しました。

再醸仕込みとは何ですか?


一般的な日本酒の原料は「水・米・麹」ですが、『深星』は仕込みの一部に水ではなく日本酒を加えて製造しています。この手法を「再醸仕込」と呼びます。
再醸仕込によって、『深星』の多層的で、奥行きのある味わいがもたらされます。

保管方法について


高温と日光を避けて、冷蔵庫・セラーなどで冷蔵保管してください。
商品は「横置き」で保管してください。そうすることで、栓であるコルクの乾燥が防げます。
縦置きによってコルクが乾燥すると、炭酸ガスが抜けやすくなりますので、ご注意ください。

【未開封】
冷蔵保管で約3ヶ月程度、安定した味わいを保つことができます。

【開封時、開封後】
『深星』は発泡性清酒です。 開封時に吹き出す可能性があるため、必ず0℃前後までしっかり冷やしてから開封してください。
また、開栓時は決して振らずに、コルク栓を回しながら、十分に気をつけてゆっくりと開けてください。
開封後は少しずつガスが抜けていきますので、保管する場合は、加圧式ストッパーなどで封をしていただき、冷蔵保管で一両日中にお飲みください。

おすすめの飲み方はありますか?


上品な香りと心地よい伸びのある酸味を引き出すため、よく冷えた状態でお召し上がりください。抜栓直後であれば、『深星』の繊細な泡もお楽しみいただけます。

SAKE HUNDREDでは、お酒の香りからお楽しみいただくために、ワイングラスの使用を推奨しています。『深星』ですと、グラスは「ヴィンテージシャンパーニュ型」をおすすめいたします。

お料理は、海老のマリネ、サーモンのタルタルに薬味を添えたもの、アボカドのワカモレ(サルサ)など、コクのある素材とさわやかな味付けが組み合わさったものと相性が良いです。
また、フルーツトマトのような、甘みのあるお野菜ともよく合います。